平成19年6月

篠笛教室のご案内 教本・CDなど 篠笛の音

5月の民の謡 7月の民の謡



6月28日 京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター
■笛吹の独り言■
今日は午後から「京都市立芸術大学・日本伝統音楽研究センター」に打ち合わせに。


6月26日 メガネ
■笛吹の独り言■
本当に凄い(偉い)人間は、HPの日記上で「忙しい」だの「背中と腰の間が痛い」だの書き綴らないのであろうが、そこまで偉くない私は思わず「忙しい」だの「背中と腰の間が痛い」だの思わず述べてしまうことにご了承願いたい。「日記」などは所詮自己満足であり、私の場合は、仕事が遅れている(具体的には『見聞録』の発売が遅れている)ことに対する言い訳をしているに過ぎない。さらに日記で告白したからといって言い訳が通るかどうかも怪しいし、発売を待ってくれているお客さんの果たして何割が「本民」を見ているのかもわからない。インタラクティブなブログが盛り上がっている今日、掲示板の書き込みをも否定し、完全に一方通行の「本民」を読んでくださっている皆さん。今日も他愛もない文章を読んでくれてありがとう!



背中と腰の間が痛い。肋骨の最下部である。大きな原因はパソコンの使い過ぎだと思うが、目が悪いのも関係するのか?私は目が良いっ!左は2.0である。ところが、中学生くらいから右目の視力が落ちてきて現在はメガネなしでは、右目は一寸先も見えない。そのうち左も悪くなると言われて十数年。左はまだ元気である。

虫歯がない(生まれてこのかた歯医者に行ったことがないっ!)ことと、左目が良い2点が唯一の自慢である。目が良いというこのが自慢なので、メガネで人前に出るのが嫌である(というか恥ずかしい)。そんなわけでメガネをすぐ外すのでしょっちゅうあちこちにメガネを忘れてくる。

ある日、メガネをかけて本を読みながらメガネを背中に敷いて寝てしまい、メガネがぺっしゃんこになってしまった。メガネがなければキツイので、修理してくるように秘書に頼んだ(確かフレーム調整は無料のはず)。さすがにぺしゃんこのメガネを直すためだけにメガネ屋さんの手を煩わせることに遠慮があったのか、うちの秘書は思わず新品のメガネを買ってきたのである(写真奥)。元々使っていた手前のものと比べて極端に軽く、メガネをかけていることを忘れてしまう程である。2つあると1つがどこかにいっても助かる(必ず片方は行方不明となっている)が、ここで問題がっ!かけていることを忘れる奥メガネよりも、「かけてます!」といった重圧感のある前メガネの方が、仕事に気合いが入るのである。ということでメインとなるはずのメガネは現在サブにまわっている。

写真を見て異常に気付いた方は偉い!左目にレンズが入っていないのである。左目は健康であるので「メガネのやっかいにはならない」という私のささやかな抵抗である。なんと片側に「度なしレンズ」を入れないと2000円程やすいのである。少し得した気分である。

6月25日 よみうり文化センター 神戸校 体験講習会
■鶴の粒焼き■
チャリティ演奏会の翌日、再び、神戸教室での体験講座を開きました。
袴姿で神戸の街を歩くのにはまだ慣れていないので少し照れくさいですが、神戸に来ると元気をもらえるような気もします。
初めて笛を持った方や、能管を吹いておられる方、通信販売で教材を入手され独習されていた方など、いろいろな方が参加されました。何事においても「初めて」というのは緊張しますが、新鮮な気分で楽しいひとときを過ごしていただけたのではないでしょうか?

半分以上の方が、「お囃子」を吹きたいとおっしゃったので、恒例の「餅搗き囃子」二重奏をしました。
どんな場面で、どんな旋律を吹きたいか?具体的なイメージをもつと上達が早いと思います。
開講は7月9日(月)です。神戸方面の方、まだ人数に余裕があるようですので、ぜひご見学にいらしてください。



6月25日 地図・レイアウトがほぼ完成。
■笛吹の独り言■
早朝出勤の甲斐があって、順調に完成に向けて突き進んでいる。六覺千手さんには表紙の絵を描くことに専念してもらうため、レイアウト、地図作成は私が行なっている。後は推敲のみ(大太鼓の旋律の説明の頁はまだ思案中)。製作進行状況はこちら
 



6月24日 神戸チャリティ
■民の謡事務局■
今日は大雨にもかかわらずご来場の皆様本当にありがとうございました。協力金は全額「読売光と愛の事業団」に寄付させていただきました。後日集計が出ます。

門下生の皆さんの演奏水準も高く安心して聴くことができました。受け身でなく攻めの演奏ができたと思います。師匠のみに頼るのではなく、師匠と門下生、みんなで成功させることができた一日だったと思います。30人もの受講者の方々を、わずか一時間で音を出すのみならず、「餅付き囃子」の裏笛まで吹かせることができる、師匠の講習会は神業でした。打ち上げ(反省会)の会場も個室で、料理の量質ともに高くよかったです。また門下生の皆さんが積極的に参加できる機会を増やしていきたいと思います。門下生の皆さんからも、色々な企画を提案していただければと思います。明日(25日)は、読売文化センター神戸校の体験日です。はじめての方でも安心して受講していただけます。ぜひご参加下さい。

■笛吹の独り言■
天の底が抜けたような大雨。こんな日に演奏会に来てくれる人は、よっっぽどの篠笛好きか、雨で他の予定が中止になった人かであろう。なんとなしに来てくれた人も篠笛大好きになるように気合いを入れて演奏をする。演奏会後の講習会予約は約30人。演奏会のみの人も講習会に残りたいと思うような演奏会を心掛けた。

9時半着。元町。駐車場代が異常に高い。日曜は上限打ち切りなしで1時間600円〜800円。2台で10時間駐車すると1万2千円。これだけ駐車代がかかると協力金500円のチャリティがチャリティどころではなくなってします。30分探しまくって何とか一日1500円パーキングを発見。駐車場1500円でいけると思っていたら、よく考えると荷物の搬出時に車を出さなければならないので、そこからまた別料金。結局打ち上げ2時間半の間に2台で4000円かかった。

気を取り直して10時から準備。約一年ぶりに大幕を使用。会議室様の会場だったが、それっぽい雰囲気になる。いつもは3人で幕を張るが、今日は門下生が多く助かった。




2時開演。序ノ笛、カミあそび、月に霞、鈴の舞、四方の舞。その後、門下生の演奏を10曲程、ここまでで1時間半の予定が、門下生の一曲を短めに調整した加減で、なんとっ!30分も余ってしまった。ので、餅搗き囃子の口唱歌をお客さんに覚えていただき、私の笛とお客さんの口唱歌で二重奏。発表会以来の試みであるが、会場が一帯となって盛り上がる「火の玉」攻撃は大成功。最後に、なぜか会の流れで、自分で作曲し2年以上も経ち生徒も吹けるにも拘わらず本番で吹いたことがない「蛍の舞」を吹くことに。次の旋律が出てこず(お客さんにはわからないが)、4割くらいは即興の綱渡り状態「気紛れ蛍」となった。演奏自体は調子良く問題なし。









4時から講習会。30人程の受講生。1時間でまったく音を出すことができない人達に「餅の裏笛」を吹いてもらいたいので、少しペースを上げる。こちらも問題なく修了。





ここのところ『見聞録』作成のため事務所でパソコンに向かいっぱなしだったが、やはり篠笛ネタは気合いが入って楽しい。生徒も気の入った演奏で、意識の高い人の数も増えてきたので打ち上げも楽しかった。
7月から「民の謡篠笛教室・神戸校」が開講。明日25日は体験日。詳細はこちら



(神戸から車+禁酒中ということで、帰宅してもやることがない。結局、私、鈴原、岡と3人とも夜まで仕事をすることになってしまった。飲み過ぎは体に悪いが、飲まないと仕事をやりすぎてしまうので困ったものである。)明日は朝から「かわち野高校」、夜は「神戸校」、明後日は早朝から「かわち野高校」、夜は「京都校」と、民の謡のフル回転である。教室は2人に任せつつ、私はおもむろに『平成鳴物見聞録』へ。


6月17日 岸城神社合同講習会
■民の謡事務局■
今日は24日「読売チャリティー演奏会(神戸)」の練習が中心です。皆さん発表会以降も気を抜かずにお稽古を重ねていたので、安定した演奏ができていました。はじめて合同講習会に参加された方も多く、楽しく交流ができたかと思います。
『篠笛事始』も好評で良かったです。師匠が日頃たまにしか口にしない「秘技」も随所に散りばめられています。ご活用下しさい。

■笛吹の独り言■
今日は徹夜明けでフラフラであったが、参加人数も多く、気合いの入った講習ができた。発表会以降も全体的に演奏の質は上がってきているので一安心である。講習会後、生徒さん達とお茶をして6時に事務所に戻る。神戸の演奏会の打ち合わせ後、ひたすら『見聞録』である。毎日のように「発売はまだか?」の電話が入る。申し訳ない。価格が下がったことと、書籍の形態になること、「南上町」の音が入ることで、ご容赦願いたい。明日は、篠笛奏者のMさんと会う予定。明後日はNHKの体験講習会。



6月116日 『平成鳴物見聞録』 書籍の形態で出版 価格は↓
■笛吹の独り言■
『岸和田だんじり祭 平成鳴物見聞録』を「解説書付きCD」から「CD付き解説本」に急遽変更。書籍として流通させる。文字も大きく、レイアウトも良くなったが、その変更作業に徹夜でのぞんでいる最中である。

CD3枚組。解説本120頁。予定販売価格 3800円(税込み)です。『十三ヶ町』などの価格を考えると、当初は5500円の予定であったが、なるべく若い人達や鳴物係以外の人にも聞いていただきたいので、部数を増やして一冊当たりの単価を下げた(売れなければヤバイが)。音は驚愕の水準を保っている。

製作進行状況はこちら

 
上が改訂後の寸法 約19p×13p 下は当初予定していた寸法。



6月15日 かわち野高校
■笛吹の独り言■
朝7時発で「かわち野高校」へ「篠笛の授業」。2時間の授業で「餅の裏笛」を吹くまでになった。やはり高校生は飲み込みが早い。担当の先生もかなりしっかりしている。2時に戻りテレビ局の取材を受け、30分程仮眠。
「見聞録」の作業を続行する。





6月10日 篠笛事始 脱稿
■笛吹の独り言■
急遽学校教材用篠笛譜が必要となり、三日前から編集作業にとりかかっていた。明日「かわち野高校」の授業で使用予定である。時間がなかったので、出版済の『練習用篠笛譜・其の壱』『其の弐』からの抜粋と考えていたが、書き出してみると、妙に気分が乗ってきた。仕上がってみると52頁の「大改訂版」の『篠笛譜』となった。『其の壱』を出したのが5年前。この間に個人、合同、文化センター、演奏などで得た経験から、より解りやすい伝え方や有益な情報が溜まっていた。今回一気に噴出。3日間ほとんど寝てません。とりあえず寝ます。明日から『見聞録』再開します。

 
文章はすべて書き下ろし。かなりわかりやすく詳しい。

 

6月5日 アクセス脱稿
■笛吹の独り言■
地方小出版流通センターの情報誌『アクセス』の原稿を書き終える(古磨屋の仕事)。「民の謡」も地方小出版流通センターさんと契約ができることとなった。篠笛教本をはじめ、いくつかの企画を進めている。乞うご期待。

『週刊神社紀行・金閣寺/銀閣寺』をパラパラとめくっていたら、『・・・岸和田のだんじり祭のように、山車をぶつけ合う・・・』などという、よくある誤解文を発見。偉い学者の先生でもこの先入観である。以下は『アクセス』の原稿の冒頭部。

『岸和田だんじり祭 地車名所独り案内』発刊の経緯

<岸和田祭=民家激突>

大阪府南部、岸和田城下に鎮座する産土神社(岸城神社・岸和田天神宮)の例大祭(九月十五日)の神賑行事として、二日間にわたり氏子各町二十二台の地車(だんじり)が曳き廻される。祇園祭の山や鉾のように市中をゆっくりと練り歩くのではなく、旧街道を疾走し、交差点に至っては、全速力で突っ込み、速度を落とさず地車を直角に廻し切って駆け抜ける。この無謀な行為を「やりまわし」という。電柱をなぎ倒し民家を押し潰すシーンがテレビで繰り返し放映され、この衝撃的な映像によって、岸和田祭は全国的に有名となった。確かに、危険と隣り合わせであるからこそ、やりまわしが成功した時の祭礼関係者が得る達成感と、見物人の感動は大きい。しかしながら、このような「岸和田祭=民家激突」というイメージに阻まれ、真の岸和田祭の魅力を全国の方々に理解してもらうことが難しくなってしまった事実も否めない。・・・以下続く。読みたい人は定価150円デス。

6月2日 日光東照宮
■笛吹の独り言■
出張の次いでに「日光東照宮」へ。

祭神は「徳川家康公」、他「豊臣秀吉公」「源頼朝公」を相祀(祭礼に出る神輿は三基)。駿府城で没した家康は遺言により久能山に葬られ、翌年、日光の地に改装。家康を信奉する三代家光により現在のような気合いの入った壮麗な社殿が建立された。




有名な三猿は、全部で8面。人の一生を猿で表現。左下は、挫折の猿を慰める猿。右下は夫婦で荒波を乗り越えるの意。
神厩舎に彫られる猿。猿は馬を病気から守る。




三神庫。祭礼で使用する装束を収納。東照宮は豪華絢爛というイメージが伝えられるが、期待とはうらはらに(良い意味で)、かなり、安定感のある趣を醸し出している。その理由は屋根の色にあるように思える。視界の大部分を占める屋根は、すべて「艶消し黒の漆塗りの屋根にやらしくない程の金箔」であり、下部の極彩色彫物の主張を良い具合に抑えているし、境内全体の統一感にも役立っている。




陽明門。黒金に白。ドラクエやファイナルファンタジーでいうところのボスの変体が出現した時のインパクトがある。日常見ることのない特殊な彩色であるが、言葉には表せない説得力がある。龍に唐獅子がずらっと並び、その間には、仙人や賢人の彫刻、唐子遊びの彫刻がはめ込まれている。


陽明門奥の唐門。この奥が本殿となる。白粉塗の割合が増え、特殊性がさらに強まる。
彫物は「舜帝朝見の疑」。武力ではなく能力のある者が政権を担うという中国の故事。徳川政権の正当性を訴える彫物だそうだ。
 
有名な伝・左甚五郎作「眠り猫」。裏側には雀が配されている。「猫が寝ていれば雀は安心」あるいは「猫が雀を狩らないくらい平穏」、解釈はわからないが、「平和の象徴」。

この後、奥社まで長い階段を上がる。その後、本地堂の「鳴き龍」を聴き、下山。

専門的なことはわからないが、日光も東照宮も「太陽」に関連する言葉であり、「東の天照」を意味する。江戸→日光は真北に位置する(天を治める北極星を意識)。京都→日吉神社→岡崎(家康生誕地)→鳳来山(家康生誕祈願)→久能山が東西一直線に並ぶ(太陽の道)。久能山→富士山(不死)→日光東照宮が南南東一直線に並ぶ。など、興味深い話が多い。

東照宮の造営には、全国各地から大工・彫師が集められた。岸和田周辺の彫師もこれに関わっていたとう話もよく聞くので、見聞を広めるために日光まで足を延ばしてみた。『日光を見ずして結構というなかれ:』確かにそうであった。

6月1日 邦楽ジャーナル20周年


■笛吹の独り言■
今日は用事が3+α件。朝10時の飛行機で東京へ。

用事@ 地方小出版流通センター
民の謡発行の書籍流通についての相談。お忙しい中、社長さんに時間をとっていただく。
かなり勢いのある社長であった。

用事A メタカンパニー
民の謡発行のCD流通についての相談。お忙しい中、社長さんに時間をとっていただく。

用事B 邦楽ジャーナル二十周年 パーティ
いつもお世話になっている方々にご挨拶。

用事C 元京都教室の生徒さんKさんに会う。

かなり無謀なスケジュールであったが、順調かつ有意義な一日であった。


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